潜水艦救難艦「ちよだ」

2024年7月5日

自由民主党愛知県議員団の中に防衛議員連盟があり、私は副会長を務めております。本日は海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちよだ」が名古屋港へ寄港するということで、我々議員連盟所属の議員に艦艇広報特別公開のご招待をいただきました。艦長より潜水艦の中を全て案内していただきました。完璧な設備に圧倒されましたが、残念ながら写真撮影は官庁が指揮を執る最初の部屋のみでした。ご了承ください。

 

「ちよだ」は遭難(事故)潜水艦から乗員を救出することが主任務ですが、大規模災害発生時には、海上からの輸送、医療、被災者収容等、さまざまな活動に対応可能な潜水艦救難艦です。本艦には深海救難艇(DSRV)・深海潜水装置(DDS)、遠隔操作無人探査装置(ROV)・医療設備等の装備を保有しています。手術室もあり、あらゆる救助に対応できるようになっており驚きました。

 

深海救難艇(DSRV)を所有している国は少ないそうです。莫大な費用がかかるため、財政に余裕がある国でないと維持が大変とのことでした。ヨーロッパの国々は自国で持つのではなく、それぞれの国が経費を出し合って、民間会社が所有しているとのこと。日本は自国で持っているので、これは凄いことなのだと伺い、日本の防衛意識の高さに改めて心強く感じました。